近居に住んで親をサポートする

親にはいつまでも元気で長生きをしてほしいと願うものですが、どんなに健康に気を付けていてもやはり年齢ゆえに体力が衰えてきたり、できることが少なくなってきてしまいます。以前は料理が好きで掃除もきちんとできていた人でも、年齢ゆえに料理や掃除といった日常生活ができなくなることもあります。そのような状態を見て子供として、一緒に同居することで親孝行できるのではないだろうか？と考えるかもしれません。しかし、同居することで問題はすべて解決するとは限らず、新たな問題も生じたりストレスを感じることもあります。

では、そうすればいいのでしょうか？それは、親の近居に住居を構えてサポートするということです。徒歩ですぐ行けるあるいは車ですぐに行けるような距離に住むことで、何かあったときにすぐにでも駆け付けることができますし、近居に子供が住んでいるということで親も安心して生活することができます。近居ですからお互いのプライバシーをしっかりと確保できますし、生活スタイルをさほど変えずにすみます。もし、近居でも十分やっていけるようであればその状態をキープすることができますが、一緒に住んだほうが良いというような場合であれば、同居を最終手段として考えることができますし、介護サービスなどを利用して第三者に入ってもらうこともできるでしょう。

大切なのは、お互いがあまり無理をしない、ということと自分たちで抱え込まないということです。